放浪しているところを保護された経緯から、それ以前のことは今彼女の周りにいる誰にもわかりません。
どんな生活を送ってきたのか・・・
年齢もあくまで推定です。
今日はこの推定年齢について、ちょっと詳しくお話してみたいと思います。
センターから引出しの日、「おとなしい」とはお世辞にも言えなかった様子、また健康診断をしていただいた獣医さんからも体調や歯の色などから4～6歳ではないかと推定されました。
その2週間後、現在の預かり宅である我が家にやってきて、おそらく家の中で暮らすということ、初めてだったのではないかと思います。良いことも悪いことも何も入っていないような状態でした。
しつけもコマンドも何も入っていない状態だったのですが、逆に吸収は驚くほど速かったです。
我が家に来て3週間ほど経つ頃にはすっかり家の中の生活に慣れていました。
お留守番中のバリケンからの脱出という不測の事象や若干の噛み噛み活動はあるものの、
一般的ないたずらや破壊活動はないに近いのに驚きました。
そんな様子からも年齢はある程度上かな？という気がしてきました。お散歩も普通の量で体力的には十分なようでした。
その後、8歳という推定に飛んだのは、避妊手術により摘出した子宮の状態から獣医さんに見ていただいたものです。
それでも絶対的な推定ではありませんが、年齢相応の子宮の状態であれば8歳ぐらいかもしれませんね？というお話でした。
では、8歳という年齢・・・ラブラドールにとってはどれぐらいなものなのでしょう？
あくまで私は自分の飼育経験からしかお話できませんが、私は1997年5月生まれのナラと10月生まれのルーシーとそれぞれが生後2か月の時から暮らしてきました。この2匹は血統に接点はまったくありません。
今13歳で元気なナラと今年12歳半で永眠したルーシー。ルーシーはてんかんを持っていて、それが起因してかしなくてか・・・自ら問題を起こすことが多かったですが、それでも最期まで寝たきりになるような大きな病気をすることもなく暮らしてきました。（事件は多かったですが）
ナラも今年になって肝臓の数値がちょっと下がってきましたが、元気に暮らしています。
ルビーについては残念ながらフィラリアが少し心臓にいる状態ではありますが、それ以外は脚が悪いでもなく、血液検査で気になる点があるでもなく、
フィラリアの駆除のお薬を毎月飲むという以外は全く普通の暮らしをしています。
ラブラドールは大方の予想に反し・・・かなり活発で元気な犬種です。子犬から飼われると、驚く方も多いと思います。もちろん子犬は可愛いですし、どの年齢の時もそれぞれに魅力的なラブラドールですが、それをあえて言うとしたら、3歳まではとてもとても手がかかり、そこからだんだん落ち着いてきて、いいところにさしかかるのは5歳ぐらいではないでしょうか。まだまだ元気で、でも落ち着いてきている5歳から10歳ぐらいはとてもとてもいい時期なのではないかと思います。（お財布にもやさしい時期とも言えると思います。）
つまり・・・ルビーは今すごくいい時期を過ごしていると思うのです。
それに加えて、明るい性格です。過去をまったく想像させない天真爛漫さで新しい生活を体全体で受け入れています。興奮してしまうとスイッチが外れてしまうところがありますが、きちんと向きあえてしまえば、しつけや訓練などもぐんぐん入っていける子だと思います。
さらに年齢が進んだ場合ですが、10歳のお誕生日を過ぎたころから視覚、聴覚、嗅覚が少しずつ落ちていきます。が、理解は深まってきますので、シニアになると深み、かわいさは増して行きます♪興奮してスイッチが切れてしまうこと・・・これはもしかしたら過去が起因しているのかもしれません。
その他ルビーの苦手については、またの機会にお話させていただきたいと思います。
さて、ルビーですが、9月26日のイベントONE LOVEウォークinTOKYO2010にHappyLabsの保護犬として参加を予定しています。
ルビーってどんな子だろう～って思っていただいているみなさま！
当日は正式なお見合いなどができる場所ではないようですが、この機会にぜひルビーに会いに来てください！
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